嫌な臭いのあらゆる成分を消し、快適な日々の暮らしを生み出す消臭素材。
業界最高水準の消臭機能を持つ『DETACH®』。臭いの原因となるアルカリ性臭（ex.アンモニア・トルメチルアミン）、酸性臭（ex.酢酸・イソ吉草酸）を、グラフト重合法の化学的中和で無臭成分に変え、消してしまいます。従来の消臭素材は、樹脂やフィルムシートの加工もしくは太番手糸を使う為、デザインや風合いが失われがちでした。しかし、『DETACH®』は、中和反応をより早くかつ無限に行う機能性を備えた上、その分子構造を原糸にナノサイズで結合した細番手糸を使った素材です。アパレルやスポーツウエア、ペットアイテムなど、特徴あるネームやテープのデザインをそのままに、高い消臭機能を合わせた製品を提供することができます。

寒さを感じさせない最終条件を満たす+4℃の蓄熱素材。
“着る温かさ”というモノ作りを独自の視点から見つめ直し、「心からの温もり」「もう少しの親切さ」「多くの人に笑顔を」という3つのコンセプトのもとで開発した蓄熱素材『COMWARM』。現在、吸湿発熱繊維の素材が多くを占めますが、『COMWARM』は、太陽光や人間が発する体温などの熱を吸収し蓄熱する、新しい素材です。蓄熱温度は、保温性を有する綿素材で比較しても、未加工生地と比べ約+4℃を実現（右記の財団法人カケンテストセンターによる試験結果参照）。寒さに敏感な箇所に『COMWARM』をひと巻き加えることで、最も魅力的で高機能な“着る温かさ”を作り出せると確信しています。合わせて、嫌な臭いを約99％カットする機能（DETACH®）をプラスした『COMWARM+』も、日本でしか生み出せない優れた素材のオンリーワン製品です。

体を熱する赤外線をシャットアウト！－3℃を可能にした遮熱涼感素材。
「約束する爽快感」をテーマとして開発したのが、遮熱涼感素材『COMCOOL』。現在、涼しさを形にするために多く使われるのが、体から発生する水分を吸収し、衣類内環境の温度を下げる接触冷感素材です。その素材と、“共存”そして“対向”させる『COMCOOL』の特徴は、暑さの原因である赤外線そのものを遮断し、冷感の持続性を高めたことです。もちろん効果は世界水準トップクラス。素材が体に「冷たい」と感じさせる熱伝導率で、約0.03W/cm2＝約－3℃を測定（右記の財団法人ボーケン品質評価機構による試験結果参照）。さらに、紫外線カット効果も備え、より優れた涼感素材になりました。消臭機能（DETACH®）を合わせた『COMCOOL+』も、夏には不可欠な素材として高い評価を得ています。※同等の約－3℃を可能にした『COMCOOL』接触冷感ver.も製造可能。

「愛情溢れる日々を送っていただきたく、汗じみがつかない素材を作りました」。
“Asitis＝それがそうであるように”をテーマに、「ウーブンナックからの愛」「衣類を作る方の愛」「購入する方の愛」「着る方の愛」など、多くの“愛”を込めて生まれたのが、汗じみ防止素材『Aii』。十人十色、人それぞれの仕事や生活がある中で、衣類の“汗じみ”は誰もが不快を感じるポイントです。働く人に不可欠なワイシャツや作業着、お気に入りの洋服の、衿もと、袖口、タグなどの“汗じみ”を『Aii』が解決します。その抜群の効果は、1～5級までの評価で最高の5級を測定、洗濯後の評価でもその効果は5級のまま（ポリエステル糸にて試験）。汚れが着きやすいとされる綿糸を入れた生地でも、4～5級の効果を得ることができました。消臭機能（DETACH®）をプラスしても、変わらない効果を提供することができます（右記の財団法人 ボーケン、カケン試験結果参照）。

不可能から生まれた可能性は、想像以上の輝きを放つフラット織り。
古くは応仁の乱より昔から伝統が伝えられている、織物業界のルーツ・西陣織。職人が全て手作業で織物を作るのが当たり前の時代から、経済の発展と共に織機の機械・電子化が進み、現在は、「早く・多く・効率良く」織物を作るのが絶対条件となりました。高速織機が主流となった織物業界だからこそ、「手織りの繊細さ」を追求し開発したのが『EVEN_des』です。レピア高速織機では不可能とされていた、平金糸・平銀糸をねじれのないフラット織りを可能とした『EVEN_des』。高速織機なので量産への対応はもちろん、その上質な仕上がりには100％自信を持っています。鏡を貼付けたかのような輝きは、デザイン性を重視するファッションやスポーツ関連のアイテムに使用することで、より一層のオリジナル感を表現することができます。

“乳幼児が受ける影響”、“健康の大切さ”。単純に考えれば、ホルムアルデヒドは除去したい。
一般的に洋服の防虫や住宅関係に使われるホルムアルデヒド。アレルギーの原因ということもあり、出生後24カ月以内の乳幼児品、下着、寝衣、寝具などには、使用量に細かい法律があります。それでも、規制の違う輸入製品があったり、ホルマリンの蒸発しやすく吸着しやすいという性質から、大人の服に付着しているホルマリンが乳幼児の服に移る可能性もあります。それらの全ての問題を解決するのが『zero form』です。出荷前の包装の中に織りネームや少量の生地を入れておくだけで、着る側の手元に届くときには、ホルムアルデヒドを除去。着る前に水通しする、大人の衣類と一緒にしない、収納家具の選別など、着る側の数ある心配を、ひとつの安心に変えてしまう製品です。

織りの魅力とブランドの表現力を引き出すために生まれた、小さくて大きな意味を持つ織りネーム。
「小さい文字だから…」「細かいデザインだから…」などを理由に、本来は織りネームで作りたい製品をプリントネームにしたという声を多く聞き、「表現」「薄く軽く」「クリアー」をテーマに生み出されたのが『SUPER TAFFETA』です。レピア高速織機（平織りのみ）にて特殊糸を使い、平織りの薄さをそのままに絵柄や文字を形にします。高度な表現力を発揮できる製品なので、細かいデザインやコンセプトに重点を置くアパレルやスポーツ関係に多く使われてきました。現在、衣料品に必ず付けられている、プリントネームでの需要が多い品質表示も、プリントには出ない風合いや優れた耐摩擦・耐洗濯性がポイントとなり、『SUPER TAFFETA』が用いられています。

特殊糸が反射するその光の先には、多くの人々の笑顔が映し出される。
光が照射された方向へ反射する特殊な糸を使用した開発製品『Reflective』。この特殊な糸は、これまで高速織機での生産は不可能とされていました。そこで、他とは違う目線から特殊糸を見つめ直し、反射糸の特殊加工にさらに考案した特殊加工を加え、反射機能はもちろん衰えることなく、耐洗濯性も完全にクリアし、自信を持って世に送り出したのが『Reflective』です。ブランドそれぞれのデザインをアピールするワッペンや外側に付け魅せる織りネームなど、表現力を問われる製品には最適。反射素材なので、夜間暗い場所での機能は効果的で、子供や夜間作業員への安全用資材としても多く活用されています。

オリジナルという唯一無二の力が、他を圧倒する効果でブランド力を引き出す。
「新織物」「素材を超えて」「動かす」をテーマに、日本の卓越した技術力で開発された『SionThermo』。織りネームやテープの上に、温度で色が変化する特殊シリコンをのせたオリジナル製品です。設定温度により、クリアからカラーへ、カラーからクリアへ色が変化し、デザイン性に特化したアパレル、スポーツ関係に活用されています。デザイン性溢れるブランドロゴやラインなどに使用することで、立体感・質感を大胆に表現し、他と差をつけるには最適な製品です。感温シリコンは、織物への付着力が強く、耐光・耐洗濯ともに優れた結果を測定しているので（財団法人カケンにて試験済）、様々な動きや場所で使っても非常に安定した素材として力を発揮することができます。

織物写真という上質な作品で、忘れられない思い出を心と部屋に飾る。
「飾る織物」をテーマに、これまで例にない繊細さで写真の描写をそのまま織物にする『WOVEN PICTURE』。お気に入りの写真やポスター、結婚式のウエルカムボードなど、多くの思い出を上品な織物で残すことができます。インテリアとして飾る楽しさに加え、嫌な臭いを90％以上カットする同社開発製品の消臭素材『DETACH®』を裏面に貼付けることができ、優れた機能性をプラスすることも可能。ショップや飲食店、玄関やトイレなど、嫌な臭いを感じさせたくない場所に、オシャレで存在感のある『WOVEN PICTURE』は最適です。織りネームのサイズから、A4～A1サイズ、大きいものだと横80cmのサイズまで、用途に合わせて好みのサイズで製造することができます。

織りの可能性をさらに発展させた、斬新なレザー感覚素材の登場。
多種多様なレザーワッペンやパッチが主流の中、それらを糸を使った織りで表現できないかと開発をスタートした『LETHEL』。開発を進めていく段階でぶつかったのが、100％レザーのように見せることの難しさでした。そこで、違った角度からの視点を元に、ポリエステルを使いレザー感覚を取り入れた新しい織物として完成したのがこの製品です。特殊なコーティングを施したかのような想像以上の光沢感と風合いは、ブランドか表現するイメージやデザインの幅を大きく広げ、いままでにない独自性を構築できます。洋服に付けるワッペンやタグ、デニムパンツなどに付けるパッチなど、人目につく場所に使用することで、ファッション性を伝える重要なアイコンとなります。

日本ならではの繊細技術が凝縮された、ピーチスキンの抱擁感。
「包み込むという優しさ」をテーマに、柔らかな肌触りだけを求めて生み出された『Sofiere』。製品化までに10年以上費やした、ハイカウントの特殊加工起毛糸を採用しています。右写真でも分かるように細い1本の糸を細かく起毛させているので、織ったときのその柔らかさは別格。織りネームはもちろん、アンダーウエアやベビー・キッズウエアなどの肌に接する素材としても最適です。上質な素材が求められるファッション業界のハイブランド群へ、技術大国日本から大きくアピールできる製品としても注目されています。織りネーム等で通常使われている糸と同様、特殊加工起毛糸も100％ポリエステルですが、シルクのような光沢、高級感は『Sofiere』だけの特権です。